Wordを使いこなすためには、ショートカットキーを知っておくことが重要です。マウスを使わずにキーボードだけで効率的に操作ができるため、作業時間を大幅に短縮できます。しかし、ショートカットキーを使うことが苦手で、操作に手間取ってしまう人も多いのではないでしょうか?そこで、この記事ではWordで使えるショートカットキーについて一覧で紹介します。テキストの編集やフォーマット、検索・置換、表の操作など、さまざまな操作に対応するショートカットキーが用意されています。さらに、よくある問題についても解決策を提示するので、Wordで作業する際に役立つ情報が満載です。ショートカットキーの使い方に慣れて、作業効率を上げましょう。
1-1. ショートカットキーとは何か?
ショートカットキーとは、キーボード上の特定のキーの組み合わせを使って、特定の操作を実行することができる機能です。Wordでは、文字の編集やフォーマット、検索・置換、表の操作など、さまざまな操作にショートカットキーが用意されています。
1-2. Wordでショートカットキーを使うメリットとは?
Wordでショートカットキーを使うメリットは以下のとおりです。
・効率的な操作ができるため、作業時間を短縮できる
・マウスを使わずに操作できるため、手の動きが少なくなり、手首の負担を軽減できる
・マウスのポインタを操作しなくてもいいため、作業効率が上がる
・複数のキーの組み合わせを使うことで、同時に複数の操作を実行できるため、より高度な作業が可能になる
基本操作
2-1. テキストの編集に関するショートカットキー
Wordでテキストを編集するためのショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + A:全選択
・Ctrl + X:切り取り
・Ctrl + C:コピー
・Ctrl + V:貼り付け
・Ctrl + Z:元に戻す
・Ctrl + Y:やり直す
・Ctrl + F:検索
・Ctrl + H:置換
2-2. 文字の選択に関するショートカットキー
文字の選択に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Shift + →:右側の1文字選択
・Shift + ←:左側の1文字選択
・Shift + End:行末まで選択
・Shift + Home:行頭まで選択
・Ctrl + Shift + →:右側の1単語選択
・Ctrl + Shift + ←:左側の1単語選択
・Ctrl + Shift + End:文書末尾まで選択
・Ctrl + Shift + Home:文書先頭まで選択
2-3. コピー・切り取り・貼り付けに関するショートカットキー
コピー・切り取り・貼り付けに関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + X:切り取り
・Ctrl + C:コピー
・Ctrl + V:貼り付け
・Ctrl + Shift + V:書式を保存して貼り付け
2-4. 保存・閉じるに関するショートカットキー
保存・閉じるに関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + S:保存
・Ctrl + W:ウィンドウを閉じる
・Ctrl + F4:ドキュメントを閉じる
フォーマット
3-1. フォントの設定に関するショートカットキー
フォントの設定に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + B:太字にする
・Ctrl + I:斜体にする
・Ctrl + U:下線を引く
・Ctrl + Shift + >:フォントサイズを大きくする
・Ctrl + Shift + <:フォントサイズを小さくする
3-2. パラグラフの設定に関するショートカットキー
パラグラフの設定に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + 1:1行間隔にする
・Ctrl + 2:2行間隔にする
・Ctrl + 5:1.5行間隔にする
・Ctrl + J:両端揃えにする
・Ctrl + E:中央揃えにする
・Ctrl + R:右揃えにする
・Ctrl + L:左揃えにする
3-3. 箇条書き・番号付けに関するショートカットキー
箇条書き・番号付けに関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + Shift + L:箇条書きを挿入する
・Ctrl + Shift + N:番号付けを挿入する
検索・置換
4-1. 検索に関するショートカットキー
検索に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + F:検索
・F3:次を検索
・Shift + F3:前を検索
4-2. 置換に関するショートカットキー
置換に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + H:置換
・Alt + A:すべて置換
・Alt + O:1つ置換
表の操作
5-1. 表の作成・編集に関するショートカットキー
表の作成・編集に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Tab:次のセルに移動
・Shift + Tab:前のセルに移動
・Alt + ↓:現在の行を下に移動
・Alt + ↑:現在の行を上に移動
・Alt + Shift + ↑:現在の行を上に挿入
・Alt + Shift + ↓:現在の行を下に挿入
5-2. 表の選択に関するショートカットキー
表の選択に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Shift + →:右のセルを選択
・Shift + ←:左のセルを選択
・Shift + ↓:下のセルを選択
・Shift + ↑:上のセルを選択
・Ctrl + Shift + →:右の列を選択
・Ctrl + Shift + ←:左の列を選択
・Ctrl + Shift + ↓:下の行を選択
・Ctrl + Shift + ↑:上の行を選択
その他の操作
6-1. ファイルの新規作成・開くに関するショートカットキー
ファイルの新規作成・開くに関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + N:新規作成
・Ctrl + O:開く
6-2. 印刷に関するショートカットキー
印刷に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Ctrl + P:印刷
・Ctrl + Shift + F12:名前を付けて保存と印刷
6-3. 画像の挿入・編集に関するショートカットキー
画像の挿入・編集に関するショートカットキーは以下のとおりです。
・Alt + N、P:画像を挿入する
・Alt + N、U:画像をアップデートする
・Alt + N、C:画像をコピーする
・Alt + N、V:画像を貼り付ける
・Alt + N、D:画像をトリミングする
よくある問題と解決方法
7-1. ショートカットキーが動作しない場合の対処法
・キーボードの接続を確認する
・キーボードのドライバをアップデートする
・別のキーボードを試す
・設定をリセットする
7-2. ショートカットキーがわからない場合の調べ方
・ヘルプ機能を使う
・インターネット上で検索する
・マニュアルを読む
まとめ
Wordを使う上で、ショートカットキーを覚えることはとても重要です。この記事では、Wordで使えるショートカットキーについて詳しく解説しました。テキスト編集やフォーマット、検索・置換、表の操作、その他の操作に関するショートカットキーを一覧で紹介し、よくある問題にも対処方法を提示しました。ショートカットキーを使うことで、マウスを使わずに効率的な操作が可能になり、作業時間の短縮や手首の負担軽減にもつながります。また、複数のキーの組み合わせを使うことで、より高度な作業が可能になります。Wordを使う際には、ぜひこの記事を参考にして、ショートカットキーを効果的に活用してみてください。
PC関係のことならなんでも大好き。自身が学んだことや効率化のためのお役立ち情報を更新します。